感覚器と神経

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手指の感覚器

人間の感覚は、眼(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、皮膚(皮膚感覚)の5種類があります。
手、特に指先には皮膚感覚(触・圧・温・冷・痛)の受容器が集中しているため、体の中でも特に鋭い感覚を持っています。

 

神経

神経系統は体内の各器官の働きを統制し、同時に高度な精神活動をつかさどっています。
神経系は手で受け取った感覚を末梢神経を通して脳に伝える「知覚神経」と、筋肉や腱を動かすために脳から送られる指令を手に伝える「運動神経」のふたつに大別されます。

 

神経系

 

中枢神経

  • 脳と脊髄から成り立っている組織

  • 頭蓋骨の中にある中枢神経の主要部

脊髄

  • 脊椎の中を通って脳まで続く中枢神経

末梢神経系

  • 脳と脊髄から伸びている知覚神経線維と運動神経線維で形成され、体の全ての部分に行き渡っている

脳脊髄神経

  • 末梢神経をコントロールし、体の末端器官と中枢をつないでいる

脳神経

  • 脳から出る12対の神経。

脊髄神経

  • 脊髄から左右対称に出る31対の神経

自律神経

  • 脳や脊髄から体内の各器官に向けて動き、自分の意思とは無関係に内部環境を調整する

交感神経

  • 自律神経のひとつで、闘争の神経とも言われ、活力を高める

副交感神経

  • 自律神経のひとつで、攻撃的な活動を抑制し、鎮静化させる

運動神経

  • 中枢からの指令を伝える神経

知覚神経

  • 皮膚などの末梢の情報を中枢に伝える神経

 

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