消毒法の種類

本ページにはプロモーションが含まれています

消毒法の種類

消毒法は、大きく2種類に分けられます。

 

物理的消毒法

紫外線、熱(煮沸、熱水、蒸気)などの物理的媒体による消毒法。
耐熱、耐水性のある器具は、できるだけ熱消毒を行うことが望ましい。

 

化学的消毒法

消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、逆性せっけんなどの消毒剤を使った消毒法。

 

消毒剤の適応一覧表

 

消毒剤の一覧表

 

消毒剤の注意点

 

消毒剤を使用する時は、下記の点に気をつけて使用しましょう。

 

濃度の違う数種類の商品が市販されているので、同じ消毒剤でも、希釈する際はしっかりと元の濃度を確認する。

  • 作り置きはせずに、毎日取り換える。
  • 直射日光を避け、冷暗所に保管する。
  • 消毒用エタノール(76.9〜81.4%エタノール水溶液)は、希釈せずに使用する。

 

ウェットステリライザー

ガラス製、ステンレス製などの容器の底にコットンかガーゼを敷き、ニッパーの刃先が浸る程度に消毒液(消毒用エタノール)を入れたもの。
施術中に皮膚に触れる用具を入れることで、消毒状態を維持するために使用する。
消毒剤が揮発するとコットンが乾燥し、消毒効果がなくなってしまうので、消毒液は随時つぎ足す。

 

紫外線

強い殺菌力を持っているので、サロンでの消毒にも使われるのが紫外線。
消毒に用いられるのは三種類の紫外線(A〜C波)の中でも、特に殺菌力の強いC波「85マイクロワット/cu以上」で、20分間以上の照射が望ましいとされている。
器具の材質を損なわずに消毒できるが、影ができて全体に紫外線が当たらないものには不向きである。

Sponsored Link